神戸の海と共に育む、
未来の水産資源

Raising the Sea's Future, One Life at a Time.

重要なお知らせ

見学申込み

栽培漁業とは?

海の資源を守り育て、
持続可能な漁業の未来を支える

魚は、一度にたくさんの卵を産みますが、自然界ではそのほとんどが他の魚に食べられたり、途中で死んでしまいます。栽培漁業センターでは、生まれた魚を人の手で守り育てて、他の魚に食べられない大きさまで育て、自然の海に放流します。

種苗生産とは?

魚や貝を卵から放流できる大きさになるまで育てることを種苗生産と言います。神戸市立栽培漁業センターでは、マコガレイやマナマコの種苗生産を行っています。

図:漁場の整備

マナマコの種苗生産

マナマコが育って海へ帰るまで

マナマコの採卵には天然ナマコを親に使用し、放卵・放精用の誘発剤を注射器で体内へ注入して産卵誘発を行います。受精後の卵は直径約0.15㎜、2日ほどでふ化し、約20日の浮遊期を経て着底期にはいります。

浮遊期には濃縮珪藻、着底期には海藻粉末を給餌します。約70日で種苗生産を終了し、その後さらに育てて約150日で20㎜まで成長すると、神戸市内の海域へ放流します。

マコガレイの種苗生産

マコガレイの生産について

マコガレイはヒラメとよく似た魚ですが、卵のとり方や育て方には違いがあります。ヒラメが自然に産卵・受精するのに対し、マコガレイは人の手で卵と精子を取り出して受精させます。卵は水底に沈む性質があり、直径は約0.8mm、ふ化までに10日ほどかかります。

ふ化後3~4日で口が開き、ワムシを食べ始めます。20日頃から左目が右側へ移動し、ヒラメより早く海底で暮らすようになります。そのため、着底する前に大きな水槽へ移します。

エサはワムシからアルテミア、生物エサ、人工飼料へと段階的に切り替えます。人工飼料を与える時期がヒラメより遅く、成長の差が出てきます。約100日で全長25mmとなり種苗生産が終了し、その後さらに育てて約50mmまで成長させます。

新しい取り組み

マダコの種苗生産

マダコの種苗生産技術開発

マダコは瀬戸内では古くから漁獲量が多く、夏を代表する水産物として有名です。しかし、近年では海の貧栄養化などの影響で漁獲量が減少し資源増大の対策が求められています。

そこで、神戸市立栽培漁業センターでは資源を増大させ、安定的に漁獲できるようになることを目的とし、大量生産の技術開発を行っています。

ABOUT US

神戸市立
栽培漁業センターについて

神戸市立栽培漁業センターは、神戸市海域に適した定着性のある魚介類の種苗生産と中間育成を行うとともに、魚介類の研究や種苗生産技術の試験・開発を行うことを目的として、平成元年度に開設されました。

センターについて

TOUR INFORMATION

見学のご案内

小学校の授業の一環として、栽培漁業センターの施設や飼育の様子を見学していただくことができます。
見学を希望される学校は、事前に栽培漁業センターまでお申し込みください。

見学のご案内